Twilioでは、新たに地域性に根ざした固定電話番号の提供を開始し、IP電話としてもお使いいただけるようになりました。 固定電話番号とは何か?そのメリットを見ていきましょう。
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ビジネスコミュニケーション向きの 多くの特長を持つ固定電話番号
その他にも、ビジネスコミュニケーション向けの電話番号として固定電話番号を利用可能な電話サービスを利用するメリットはいくつもあります。
固定電話番号を利用している電話サービスならば、それがPSTNにつながるものであっても、IP電話であっても、高い通話の品質や安定性が保証されていると言えます。ここでいう通話の品質や安定性とは、声がクリアに聞き取れる、通話している間にプチプチと接続が途切れることがない状態を指します。通話専用の通信インフラであるPSTNの通話の品質や安定性が高いことはいわずもがなですが、IP電話についても、固定電話番号を取得するためには、総務省が定める通話品質の基準をクリアする必要があるのです。
また、固定電話番号ならば、携帯電話を顧客窓口にするとありがちな、端末が接続圏外にあって発着信できないといったことがありません。顧客が企業に電話を掛けた時、企業の端末が圏外にあってつながらなかったら、顧客は不信感を募らせることでしょう。また、企業にとっても得難いビジネスチャンスを逃す可能性があるわけですから、避けたい状況です。たとえ、固定電話に掛かってきた電話を、出先の携帯電話に転送して利用する場合でも、固定電話番号の固定電話を顧客の窓口にしておけば、自動音声応答などの顧客応対の仕組みを活用して、顧客体験を損なうことなく対応できます。
さらに、固定電話番号は他の表記形式の番号よりも社会的信頼性が高いと言えます。企業が銀行口座を開設する際には個人用口座の場合よりも厳しい審査が課せられますが、固定電話番号ならば、登録電話番号として問題なく使用できることからもわかります。
IP電話+固定電話番号がビジネス用電話の最適解
元々、PSTNにつながる固定電話用だった固定電話番号ですが、現在では利用状況が随分様変わりしてきています。PSTNよりもIPネットワークの方が有利な点として以下のようなものが挙げられます。
さらに、IP電話の方が運用は容易です。通信インフラをデータ通信用ネットワークに統合できるため、通信網の運用管理の一元化が可能になります。さらに、IP電話は回線の追加と削除が簡単なため、社員の増減にも柔軟に対応できます。
Twilioを活用して効果的な ビジネスコミュニケーションを実現
「電話網とインターネットをつなぐ部分をクラウド化したサービス」であるTwilioならば、システム構築に伴う経費を最小化したうえで、ビジネスコミュニケーションに適したIP電話システムを導入できます。1つの電話番号を使って、同時に発着信することが可能です。さらに、提供されている多種多様なプログラミング言語のSDK(ソフトウェア開発キット)を利用することで、ブラウザフォンなども構築できます。
Twilioでは、「050番号」と、着信課金電話番号である「0120番号」、「0800番号」をワンストップで取得可能です。です。このうち、050番号と0800番号はTwilioサービスの中で購入可能であり、0120番号は問い合わせフォームを通じて取得できます。また、0120番号と0800番号に関しては、既に利用している番号をTwilioでも引き続き利用することができます。
さらにTwilioは、2022年5月18日に、ソフトバンク株式会社と協同で新たに固定電話番号を直接提供開始することを発表しました。これはCPaaS(Communications Platform as a Service)と呼ばれるコミュニケーション領域のプラットフォームサービス提供社としては、Twilioが他社に先駆けて提供開始しました。これにより、03といったローカル性を加味した電話番号を活用しながら、他のCPaaSサービスと併せてコミュニケーションチャネルの設計が可能になります。